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「育休」議員が不倫疑惑 議会を休んで何する気?

time 2016/02/09

「育休」議員が不倫疑惑 議会を休んで何する気?

 「育休」を取ると宣言して、一躍時の人となった自民・宮崎衆議院議員。
 賛否両論が沸き起こり、メディアへの発言が禁止されていました。
 主に政治家は反対、国民は賛否両論でやや賛成が多いといったところ。

 ところが、その宮崎議員に不倫疑惑が報道されました。
 FNNの報道では「女性との不適切な関係を認めている」のだとか。
 しかも、先週第一子が誕生したばかりというタイミング。

 笑えるようで、笑ってられないニュースとなりました。
 これ、「育休」はどうなるの?

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「育休」と「不倫」は別問題のはずだが…?

 宮崎議員が宣言した「育休」取得は、重い一石となりました。
 高齢者は否定的、若者は肯定的という世代間意識差も表層化しました。
 何より、賛否両論あることで議論の土台が形成された点があります。

 ちなみに、この件は過去記事でも扱っています。
 ⇒男性国会議員の育児休暇 審議に参加せず採決だけ参加ってあり?

 賛否定まらぬ事案であるし、最終的には有権者が決めることだと思います。

 この「育休」宣言をした議員が「不倫」となると影響はどうでしょう。
 ドラスティックに考えれば、両者は別問題であるはずです。
 これはこれ、それはそれで、個別に議論や追及があって然るべき。

 しかし、恐らくは「理解が得られない」ということで終わりでしょう。
 本人の持ち出したロジックが、自分の首を絞めることになったのです。

国会議員は国民の模範であるべき、の崩壊

 「育休」取得の正当性を訴えるためのスローガンがありました。
 それは「国会議員は国民の模範であるべき」というスローガン。
 だから、国会議員が率先して育休取得して模範となるべし、なのです。

 このスローガンには一定の理解と支持がありました。
 男性の育休取得がしずらい環境にある人にとっては、希望の星でしょう。
 もちろん、直接何かは変わりませんが、空気が変わるかも知れません。

 しかし「不倫」のせいで、そのスローガンは逆効果になりました。
 国会議員が国民の模範なら、育休取って不倫するのが模範なのか?
 誰だって、そういう誹りを投げかけたくなります。

 「育休」取得の正当性には精神論しかないのにそれが崩壊したのです。
 もはや、男性の育休取得を大きく後退させかねない事件になりました。
 これは議員辞職ものの大問題です。

最悪のタイミングは避けられたか

 不幸中の幸いは、出産後に不倫報道がなされたことでしょう。
 出産直前になって報道が出れば、最悪の事態もありえたのですから。

 さて、年内の衆院選の可能性が90%なんて発言も出てきた昨今。
 衆議院議員である宮崎氏は、この落とし前をどうつけるのでしょうか。
 衆院選が本当に近いなら、離党、議員辞職もあるか?

 何にせよ、これで「育休」論議は終わりになりそうです。
 これから、実際に「育休」を取り始めて議論が再燃するはずだったのに。
 これは、女性も含めた子育て世代全体の損失かも知れません。

 しかし「育休」の結末が「不倫」だとは。
 笑ってられないけど、マンガのようで笑ってしまいます。

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