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「必ず座れる電車」は「女性専用車両」の代わりになる?

time 2015/12/08

「必ず座れる電車」は「女性専用車両」の代わりになる?

 「確実に座って通勤」できる電車がテレビのニュースで紹介されました。
 平日朝のラッシュ時に京急で導入し、鉄道各社にも広がっているそうです。

 乗車券以外に300円の着席整理券を買えば、確実に座れるというサービス。
 座席の指定はないので「指定席」ではありません。
 ただ、整理券は座席分しか販売しないので「確実に座れる」のです。

 このサービスは、「女性専用車両」の代わりになるのではないでしょうか。
 比較検討してみましょう。

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痴漢対策として導入された女性専用車両

 女性専用車両は世界的には宗教的理由などで導入されたものが多いです。
 しかし、日本においては痴漢対策として導入されました。
 そのため、平日の朝夕という混雑時間帯に限られた運行が普通です。

 痴漢対策としては、「必ず座れる電車」も高い効果が期待できます。
 座席に必ず座れるので、痴漢と被害者が密着する状態になりません。
 整理券を買う以上は車掌による車内改札もあるでしょう。

 混雑時間帯に乗車率を下げることはできないという指摘もあるでしょう。
 しかし、女性専用車両はラッシュ時でも隙間があるケースは多いです。
 また、2階建て車両の導入など技術的に解消できる部分もあります。

男女差を貧富差に変えるのは正しい方向

 鉄道各社は「確実に座れる電車」を痴漢対策になるとは説明していません。
 有料サービスですから、それを痴漢対策と説明できないのは当然です。
 「痴漢が嫌なら金を払えというのか」と批判されるのは目に見えています。

 しかし、日本は男女平等の国であり「女性専用車両」は男性差別です。
 すでに「女性専用車両は差別だ」という批判を鉄道各社は浴びています。
 そこで、男女差を解消し、貧富差のサービスに転換すれば良いのです。

 貧富差ならば許されるというわけではありません。
 しかし、男女差は人権に関わる問題ですが、貧富差はそうではありません。
 圧倒的に男女差の方が許されざる大問題であることは明白です。
 貧富差は区別、男女差は差別です。

男性利用者の協力で成り立っている「女性専用車両」

 女性専用車両には男性差別という批判がつきまとっています。
 鉄道各社も「男性の乗車を禁止する法的根拠はない」と。
 その上で、「男性利用者の協力により成り立っている」としています。

 ここで、より平等で人権尊重の新サービスが登場したわけです。
 男性は女性専用車両への協力を拒否し、新サービス支援をすべきときです。
 女性専用車両撤廃の気運を高めるチャンスです。
 少しでもましな通勤生活を手に入れるために、立ち上がるべき!

 SEALDsが登場して「女性専用車両は憲法違反」とやればいいのですが。
 こちらの憲法違反には興味がないご様子ですね。
 いい憲法違反と、悪い憲法違反でもあるのでしょうか。

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