ナレッジ ウォーカー 「時事散策」

過去100年で最大のダイヤ原石を発見! 女子必見の宝石の話

time 2015/11/29

過去100年で最大のダイヤ原石を発見! 女子必見の宝石の話

 ボツワナで1111カラットのダイヤの原石が採掘されました。
 その大きさは「過去100年で最大」のものだとか。

 すでに約49億円での引き合いがあり、業界では81億円相当との評価もある。
 魅惑の「巨大な原石」はより詳細な鑑定のためオランダに運ばれるそうです。

 1カラットは200ミリグラムと国際的に定められています。
 1111カラットは約220グラム。
 そこからカッティングされてダイヤモンドの大きさが決まります。

 世界最大の研磨済みダイヤは約546カラットの「ゴールデン・ジュビリー」
 新発見のダイヤ原石は世界最大ダイヤモンドとなるのでしょうか。

sponsored link
世界最大のダイヤ原石「カリナン」

 「過去100年で最大」と微妙な表現で表わされる1111カラットのダイヤ原石。
 では、「過去100年」を取っ払ったら、世界最大のダイヤ原石は何か?
 それは1905年に現在の南アフリカで発見された「カリナン」です。

 1E69C8826E697A5EFBC88E382ABE383AAE3838AE383B3E38380E382A4E383A4E383A2E383B3E38389EFBC89-thumbnail2
 その大きさは3106カラットで、約621グラムです。
 カリナンは110年前の発見ですから、「過去100年で最大」になったわけです。

 ちなみに、次に大きいのは970カラットの「エクセルシア」です。
 今回の1111カラットのダイヤ原石は、歴代2位の大きさということです。

 Diamant_Excelsior_Croquis_Streeter's_Precious_Stones_1899

世界最大の原石が世界最大のダイヤではない?

 カリナンの大きさは圧倒的で、2番目より3倍近くも大きいです。
 しかし、世界最大のダイヤは「ゴールデン・ジュビリー」です。
 カリナンは100以上にカットされたので、あくまで最大の原石なのです。

 カットされたカリナンの大きいものはカリナンⅠ~Ⅸと呼ばれます。
 「ゴールデン・ジュビリー」に次ぐ最大のダイヤは「カリナンⅠ」です。
 第4位は「カリナンⅡ」で、ひとつの原石から2位と4位を輩出しています。

b0125034_17383021

王冠がカリナンⅡ 王笏がカリナンⅠ

 「エクセルシア」も10個にカットされています。
 カットした理由は「大き過ぎて売れなかったから」だそうです。
 ダイヤの大きさは鉱物的価値より、商用価値が優先なのですね。

「カット」するとどれくらい小さくなるのか?

 カット方法はそのダイヤ原石に最も相応しい方法で行われます。
 すべてがすべて、ブリリアンカットというわけではありません。
 1111カラットのダイヤ原石から世界最大のダイヤは生まれるのでしょうか?

 代表的なダイヤ原石とカット後のカラット数を比較してみましょう。
 ・ゴールデン・ジュビリー 原石755ct カット後546ct 約72%
 ・インコンパラブル 原石890ct カット後407ct 約46%
 ・センティナリー 原石599ct カット後273ct 約46%
 ・カリナン 原石3106ct カット後530ct(カリナンⅠ)約17%

 「ゴールデン・ジュビリー」がいかに良質な原石だったかがわかります。
 もし同レベルの良質さなら、800カラットのダイヤが生まれる可能性も。
 半分の大きさでも555カラットですから、世界最大の可能性は高いです。

世界最大のダイヤより価値がある宝石?

 世界にはダイヤを上回る価値の宝石がいくつかあります。

世界最大のエメラルド原石「フラ」 11000ct(2kg強)

 3701470c
 推定1200億円だとか。
 装飾品というより、鈍器です。

世界最大の夜明珠 6トン

 00221910993f0e559f0336

 推定350億円だとか。
 夜明珠は光を浴びせておくと暗いところでも光るので「蛍石」とも。
 中国では透明な宝石より、不透明な宝石の方が価値があるそうです。

世界最大のアクアマリン「ドム・ペドロ」 10363ct(約2kg)

 ダウンロード (9)
 スミソニアン自然博物館に展示されています。
 価格は不明です。

水晶

 7bcf7a2a
  メキシコのクリスタル洞窟です。
 ここまでくると逆に「価値がないのでは?」と思ってしまいます。
 価値はなくても、ロマンはたっぷりです。
 男性は「クリスタル洞窟」の方が遥かに惹かれるのでは?

sponsored link

down

コメントする






sponsored link

カテゴリー

アーカイブ