ナレッジ ウォーカー 「時事散策」

民主・枝野氏「どういう候補なら…ご教示頂ければ」 政治家として言っていいの?

time 2015/11/20

民主・枝野氏「どういう候補なら…ご教示頂ければ」 政治家として言っていいの?

 野党5党の幹部がSEALDsなどと国会内で意見交換を行いました。 
 民主・枝野氏は「どういう候補者なら一致団結して応援できるのかという肝がん寝方についても今後ご教示頂ければと思っている」と話しました。
 SEALDsや市民団体は、野党共闘を促し、支援組織の創設を提案しました。

 ネットでは、民主党がSEALDsに接近することに疑問の声が多数上がりました。
 SEALDsとの連携強化では、得票が増えるより減るのではないかというのです。
 ネットではSEALDsに否定的なコメントが多くあり、それが反映された形です。
 世論調査でも、若者世代でSEALDsに同調するのは僅か数%に過ぎません。

 それより、政党が支持者に「どういう候補者なら」と尋ねる部分に注目です。
 支持者が「こういう人を擁立したい」と意見具申するのはわかります。
 政党が支持者に「どういう人ならよいか」と尋ねるケースは稀なのでは。

 その先にある民主党の「政治家像」が見え隠れする気がします。

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政治家は人気商売なのか?

 政治家は原則として有権者の投票により選出された人がなります。
 主張が正当で正義感と行動力があっても、選挙で勝たねばなりません。
 政治家を選ぶのは有権者であるというは、民主主義の大原則です。

 これを「人気商売」だと考えれば、アイドルと変わらないです。
 アイドルがファンを増やそうと努力するのは当然です。
 そのために、持論を曲げて求められるアイドル像を演じることもあるはず。
 それは「顧客のニーズに応える」ということでもあります。

 政治家も同じでしょうか。
 支持者ありきで、支持者の求める政治家像を演じるのが勝つ秘訣。
 支持者に「どういう候補がよいか」と尋ねるのはあり、となるのでしょうか。

手段と目的を間違えている?

 アイドルは人気がなくてもアイドルと名乗ることでなることができます。
 政治家は選挙で当選しない限り、政治家を名乗ることができません。
 だから、政治家はより「人気取り」が目的化するというのは逆です。

 政治家は政治家である時点で支持者がいることが前提になります。
 その先に実現すべき目的があるはずです。
 その目的を支持するからこそ選挙で当選するのです。

 政治家になったら何をするか、政権交代したら何をするか、それが重要です。
 その内容を見て、支持する者が多くなれば選挙で勝ち、与党となるわけです。
 政治家になること、与党になることは目的ではなく手段です。

 枝野氏の発言の違和感はここにあります。

「どういう候補なら…」と支持者に問う意味は?

 今回の件が、限られた条件下での話であることは承知しています。
 安保反対派という限定的な人達との意見交換であること。
 当然、決定は政党が行うということ。それは前提です。

 それでも、支持者の意向を聞いて候補者を立てるのはありでしょうか?
 政党の理念に合った候補者を立て、選挙で民意を問うのが正しい姿では。
 その都度、支持者の意向を聞いて候補者を変えては党是など不要です。

 「支持政党なし」という政治団体がありました。
 彼らは政策の賛否をネット投票で多い方に投じることを表明していました。
 幸か不幸か、当選者はひとりも出ませんでしたが。

 この方法には賛否がありました。
 支持者に投票してくれる候補者の条件を尋ねるのは、本質的に同じです。

民主・長島氏の言葉は党内に聞こえないのか?

 長島氏はSELADsについて、まったく逆の話をしています。
 国会の外で、デモに参加して叫ぶのは政治家のやることではない。
 SEALDsの学生に「安全保障とはこういうもの」と諭さねばならなかった、と。

 政治家は政治に一日の長がある存在であり、そうでなければ困ります。
 それが素人の市民団体と同レベルでは困ります。指導的な存在でなければ。
 枝野氏の言葉は、政治家のとしての気概も誇りも矜持もありません。

 やはり、さっさと党を割ってはどうでしょう。
 恥ずかしげもなくメディアの前で発言するような言葉ではないはず。
 無意識に当然のように吐くようでは、不適格としかいいようがありません。

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コメント

  • It’s a real plruease to find someone who can think like that

    by Eve €2016年6月19日 20:00

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