ナレッジ ウォーカー 「時事散策」

ローラースケートの歴史 お披露目会のミスから現代の進化まで

time 2015/11/10

ローラースケートの歴史 お披露目会のミスから現代の進化まで

 東京五輪の新種目候補にローラースポーツが入りました。
 にわかに盛り上がり始めたローラースポーツの話です。

 ローラースポーツは「底に4つの車輪がついた靴を履く競技」だそうです。
 この定義では「スケートボード」は靴ではありません。
 この辺りの問題は、いずれ書くとして今回は置いておきます。

 「車輪がついた靴」といえばローラースケートです。
 氷上でない分だけスケートよりもケガするリスクが高いのが難点。
 その代わり、公園の道路などコースが広いのはメリットです。

 そのローラースケートの危険性を最初に教えたのは発明者でした。
 時代は18世紀のはじめ、イギリスのことでした。

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発明のお披露目で大けが?

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 ローラースケートの発明者はベルギー人のジョセフ・マーリンです。
 彼はイギリス在住の時計職人で、発明家でもありました。
 最初のローラースケートは一輪だったそうです。

 彼は新発明のお披露目会でバイオリンを弾きながら登場します。
 注目が集まる中、ローラースケートを履いて中央へ滑り出ます。
 そして、止まることが出来ずに向かいの壁にぶつかり大けがしたそうです。

 その後、ローラースケートはまったく普及せず。
 4輪となって安定し、ブレーキがつくまでに100年掛かったそうです。
 お披露目が成功していれば、もっと早く普及していたかも知れません。

 こちらは1923年の映像だそうで、こんな感じだったのでしょうか。

 ちなみに現代でも一輪のものはあります。
 「The Sidewinding Circular Skates.」というそうです。

日本でブレイクしたのは「ひ」のつくあれ?

 日本のローラースケートといえば、「ひ」のつくあれです。
 「ヒーリーズ」と答えた方は若者です。
 「光GENJI」と答えた方は壮年の年頃でしょうか。

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 ヒーリーズは2000年代初頭に大流行しました。
 子供向けとして輸入され、スィーと走る子供達が大勢いました。

 種類もいくつかあり、一輪だったり二輪だったり。
 まがいものも出回り、色々な車輪配置のものがありました。

 しかし、転んで大けがを負う子供が続出し衰退します。
 店では「ローラーシューズ禁止」の張り紙も出て、排除されていきました。
 2000年代後半に再ブームがあったそうですが、最近は収束しています。

 非常に手軽にローラースケートを楽しめるという点では優秀でした。
 スポーツではなく日常使いなのが良かったのですが。
 歩きスマホが常態化した現在では危険は高まる一方でしょうか。

 光GENJIの頃は二列四輪のローラースケートでした。
 ブームになったので、影響を受けて挑戦した人も多かったでしょう。
 ちなみに、「勇気100パーセント」はアニメの主題歌として現役です。
 幼稚園児が歌う姿は、時代を超えた名曲を感じさせます。

ローラースケートは発展途上?

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 踏みつけることで漕ぐことができるローラースケート。
 慣性以外の動力があると「自転車」と呼ぶのがよさそうです。
 普及しなかったということは、効率に問題があったのでしょうか。

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 こちらは2011年に開発されたリモコンで動く電動ローラースケート。
 充電2時間で時速16km、4kmほど走行できてお値段は5万円ほど。

 過去にはガソリン駆動のローラースケートも開発されました。
 危険過ぎるとして普及しなかったようです。
 そもそも外部動力で走行するなら「自動車」ですね。

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 接地する場所に車輪をつけたスーツ?
 説明は割愛します。

 自動車や自転車は完成された形がありますが、ローラースケートは違います。
 スケボーもそうですが、新発想・新商品が今でも登場しています。
 自由な発想と広い可能性が一番の魅力かも知れません。

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