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中国が「告げ口外交」に方針転換? 記憶遺産、訪英、リンゴ箱まで

time 2015/10/22

中国が「告げ口外交」に方針転換? 記憶遺産、訪英、リンゴ箱まで

 中国の対日外交方針が変わったのではないかという。
 それもあの韓国・朴大統領が進めた「告げ口外交」だというのです。

 「告げ口外交」とは第三国へ対峙国の悪口を言って回ること。
 正式な外交戦術ではなく、韓国・朴大統領が第三国を訪れた際にも「日本の歴史認識が~」と言い続けたことから、日本メディアが名付けたもの。
 いわば、朴大統領の専売特許ともいえる外交戦術です。

 最近の中国の対日外交方針は、まるで「告げ口外交」です。
 第三国へ日本の悪しき過去をアピールしイメージ悪化を狙うもの。
 朴大統領の「告げ口外交」は破綻したとされていますが、中国は果たして?

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訪英した晩餐会で日本の残虐性をアピール?

 英国を訪問中の習近平主席ですが、晩餐会のスピーチで日本に触れました。
 戦時中に英国人が中国人と協力して日本軍に立ち向かったというもの。
 「日本侵略者の暴行」や「抗日戦争に参加」といった内容になっています。

 英国と中国は、米国も含めてポツダム宣言の宣言国です。
 ポツダム宣言を受け入れて日本は無条件降伏をしました。

 歴史的事実を逸脱してはいませんが、英中のこれまでの関係を語るのに二次大戦を持ち出す必要はあったのでしょうか。
 むしろ、中国はアヘン戦争をこそ持ち出すべきではなかったのか。

 ⇒英中「黄金時代」を演出 英中に歴史問題はないのか?

世界記憶遺産に南京事件を登録し、リンゴ箱にメッセージまで

 世界記憶遺産に南京事件の資料が登録されたことは、つい先日のことです。
 これも、ユニセフという国際機関に日本の悪行を「告げ口」する行為。
 しかも、ユニセフを通して世界に発信しようというものです。

 世界記憶遺産への登録は一朝一夕ではできません。
 長い時間を掛けた「告げ口」は告げ口界のギネス級なのでは。

 さらには、ベトナムへ中国から輸入されたリンゴ箱に「尖閣は中国領」と印刷されていたとして、ベトナム側が抗議したというニュースもありました。
 ベトナムといえば南沙諸島で中国と係争している国です。
 「南沙は中国領」ではなく「尖閣」なのが、無差別攻撃的な印象を受けます。

 国連総会で日本の核武装の懸念を表明したのもあります。
 日本大使もいたので反論の応酬となりましたが、同席した国々はどう見たか。
 いまさら日本の核武装懸念とは、無差別な上に全方位的な告げ口です。

 ⇒「日本の核武装」日本が本気になったらすぐ作れる?どれだけ作れる?

朴大統領よりも狡猾さは上か?

 韓国・朴大統領が進めた告げ口外交は、外遊先で日本の悪口を言うもの。
 しかし、言われた方は「当事国間で解決して欲しい」という姿勢がほとんど。
 挙げくに長時間の熱弁に嫌気がさして、逆効果となることもありました。

 いまのところ中国のやり口は、狡猾さを見せています。
 訪英のスピーチは歴史的事実として間接的に日本を登場させました。
 本題はあくまで英中関係の歴史の紐解きです。

 世界記憶遺産も、巧妙に政治的判断に持ち込ませて南京事件を登録しました。
 囮となった慰安婦の資料は登録見送りですが、本命の南京が通れば勝ちです。
 しかも慰安婦は複数国で再申請する方向で、完全勝利も間近です。

 リンゴ箱も民間がやったこととすれば中国政府は痛くもありません。
 中国の「民間」がどれほどのものかは、関係ないのです。

 告げ口外交の一番のポイントは日本が反論する機会すら与えられないこと。
 国連総会のように日本大使もいれば反論できますが、いないとやり放題です。
 まさか、朴大統領の「告げ口外交」が中国版となって蘇るとは。

 中国が韓国を真似るようでは、逆に崩壊近し?と疑ってしまいます。

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