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エルニーニョ NASA「20世紀最強に匹敵」と予想 日本の冬はどうなる?

time 2015/10/19

エルニーニョ NASA「20世紀最強に匹敵」と予想 日本の冬はどうなる?

 NASA(米航空宇宙局)とNOAA(米海洋大気庁)が異常気象の警告を出しました。
 今年のエルニーニョが「20世紀最強」に匹敵すると予測したのです。

 南米沖の水温上昇によって発生するエルニーニョ減少。
 「20世紀最強」は1997~1998年で、海水温は5度上昇したとされます。
 今年はピークの12月に向けて、同程度まで上昇すると予測されました。

 通常、エルニーニョ現象が起きると異常気象となると言われます。
 日本では暖冬になると言われますが、過去の記録ではどうなのでしょうか。

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去年も今年の夏も、エルニーニョの影響を受けていた?

 エルニーニョ現象は、現在発生中で継続しています。
 今回のエルニーニョ現象が発生したのは、2014年6月のこと。
 そのときは2015年2月頃には終わると見られていました。

 しかし、今年の夏になってもエルニーニョ現象は継続。
 そして12月にピークを迎えると見られています。

 今年の夏は、6月から猛暑日の連続で「観測史上最高に暑い夏」でした。
 ところが、8月になって一転し急激に冷夏となりました。
 そして9月には残暑もろくになく秋へ。

 気象庁によれば、春先は暑く、夏から秋は涼しく、冬は暖冬となります。
 今のところ、気象庁の言う通りに季節が進んでいるようです。
 となれば、冬は暖冬、そして豪雪です。

「20世紀最強」のときの日本はどうだった?

 1997~1998年が「20世紀最強」のエルニーニョ現象とされています。
 そのときの日本は何があったのでしょうか?

 ・北日本以外の地域では暖冬で、西日本の平均気温は当時最高を記録。
 ・雪は日本海側は雪が少なく太平洋側で多い。
 ・1998年1月15日には関東甲信越で記録的な大雪。東京で積雪16cmに。

 ちなみに、98年の大雪以降で大雪だったのは2014年の2月。
 東京の積雪は27cmに達し、「30年に1度の異常気象」とされました。
 都知事選と重なり投票率は激減。そのため陰謀論まで飛び交いました。

 まだエルニーニョ現象が始まる前の大雪。
 大雪とエルニーニョの関連性はそこまで高くはないのかも。
 過剰に反応する必要はないのかも知れません。

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