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鳩山元首相が習近平を絶賛 政界引退後も鳩山氏の暴走は止らない?

time 2015/10/15

鳩山元首相が習近平を絶賛 政界引退後も鳩山氏の暴走は止らない?

 鳩山氏は天津市で行われた講演で、中国の人民解放軍30万人削減に「近隣諸国もこのアイディアに従うべき」と発言しました。

 講演に参加した東京財団の研究員は「平和のためではない」としています。
 30万人削減は軍の近代化が目的だと見られています。

 さらに鳩山氏は安保関連法を「戦争に参加しやすくするため」と批判。
 中国の聴衆の前で安倍政権批判を繰り広げました。

 日本では「また鳩山か」となりますが、「元総理」の肩書は重いです。
 米国では元大統領といえば、大統領と同格に扱われます。

 政治家を引退してからも絶好調の鳩山氏。
 何かと話題になる「引退後の鳩山氏」の暴走は止らないのでしょうか。

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日本の政府見解と相反する鳩山氏の行動は国益を損ねる?

 鳩山氏は政治家を引退しています。
 その行動は政府官憲が制限できるものではありません。

 しかし、元総理にはそれに見合った態度振る舞いが求められます。
 元総理というだけで、一般人とは比較にならない影響力を持つからです。

 鳩山氏も元総理という立場の影響力の強さを自覚していたました。
 「総理大臣を経験した者は政界に影響力を残すべきでない」と言っています。
 しかし、自身の発言に行動が伴わないのも鳩山氏なのです。

 鳩山氏は2012年に政界引退します。
 しかし、その後も「元総理」として日本の政府見解に逆らいます。

2013年 尖閣諸島を「係争地」と認めるべきと発言

 尖閣諸島は「日本固有の領土」で「領土問題は存在しない」という立場。
 それが日本政府が長く貫いてきた政府見解です。

 鳩山氏は中国訪問中に「日中間の係争を認めるべきだ」と発言。
 また、香港のテレビ番組で「中国側から日本が盗んだと思われても仕方がない」と発言して、日本政府の閣僚から「国賊という言葉が頭をよぎった」「極めて遺憾」と批難されました。
 ちなみに、民主党も抗議声明を発表しています。

2013年3月 東アジア共同体研究所を設立 

 自身が総理時代にぶち上げた「東アジア共同体」構想。
 これを実現すべく、自ら東アジア共同体研究所を設立しました。
 もちろん、初代理事長に就任します。

 鳩山氏の言動は常に「東アジア共同体」の実現が背景にあります。
 どういう形で構想を実現しようとしているかが読み取れます。

 基本的には韓国を第一に、歴史認識では許しを請う、軍備は縮小。
 それが政府見解と異なっていようと関係ないというわけです。

2014年3月 沖縄知事選出馬を打診される

 民主党の沖縄県連から沖縄知事選出馬を打診されました。
 鳩山氏は「あり得ない」と否定しました。

 民主沖縄県連の打診は、鳩山氏が総理時代に「最低でも県外」と発言して基地問題を今でも続く泥沼状態に問題化したことへのあてつけ。
 要は「責任を取ってもらいたい」ということでした。

 ちなみに、鳩山氏は「最低でも県外」の後で手のひらを返して辺野古移転に戻りますが「官僚に騙された」と説明しています。

2014年10月 孔子平和賞候補に選出

 今年の孔子平和賞候補には村山富一元首相が最終選考まで残りました。
 昨年の孔子平和賞候補には鳩山氏の名前があったのです。

 南京事件も中国側主張を認め、日清戦争まで遡って謝罪すべきという。
 こんな逸材を中国が放っておくわけがないというわけです。

 残念ながらフィデル・カストロ氏が受賞します。
 キューバの独裁政権のトップと争ったのですから、大したものです。

2015年3月 クリミア併合容認

 ロシアがウクライナのクリミアを併合するという事件がありました。
 日本政府は、他先進国と揃ってこの併合を承認しませんでした。

 そこに鳩山氏は「現地を確認したい」と渡航を計画します。
 クリミアに入国するには支配するロシアのビザが必要です。
 それを申請することは、ロシアのクリミア併合を認めたということ。

 そしてクリミアの現状を見た鳩山氏は発言します。
 「併合はウクライナの法律に従い、平和的かつ民主的に行われた。」
 「軍事的な影響はなかった。現地住民の意思によるものだ」

 菅氏は「極めて遺憾」に納まらず、「コメントする気にならない」と批判。
 兄・鳩山邦夫氏は「本物の宇宙人になった。日本人ではなくなった。」

2015年8月 韓国でひざまずいて謝罪

 韓国にある日本統治時代に独立活動家を収監していた西大門刑務所の跡地。
 ここを訪れた鳩山氏はひざまずいて謝罪を行いました。

 韓国世論は激しく反応して「安倍も見習え」と大盛況となりました。

 さらに、「日本の軍事大国化懸念」宣言を発表します。
 まだ未発表だった安倍談話にも注文を付けて、盛りだくさんの内容でした。

2015年10月 習近平氏の30万人軍削減を称賛「近隣国も従うべきだ」

 冒頭の「習近平氏に従うべき」発言に至ります。

 こうしてみると、中韓露と日本と利害が交錯している国の訪問ばかり。
 しかも、訪問先で日本政府見解と異なることを表明するパターン。
 もう日本国内では耳を傾けてくれる人がいないと諦めたのでしょうか。

 他国は「元総理」ということで話を聞いてくれる。
 それでリップサービスも込めて暴走が止らないということか。

 「元総理」でなければ自由に行動して頂いて構わないのですが。
 ルーピーの暴走はいつまで続くのでしょうか。

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