ナレッジ ウォーカー 「時事散策」

南京事件に続いて慰安婦も記憶遺産に? ユネスコの政治利用は親中事務局長の仕業?

time 2015/10/13

南京事件に続いて慰安婦も記憶遺産に? ユネスコの政治利用は親中事務局長の仕業?

 先日、「南京事件」に関する資料が世界記憶遺産に登録されました。
 ⇒南京事件が記憶遺産 ユネスコ拠出金凍結でどれだけダメージを与えられるか?

 続けて、却下された「慰安婦」に関する資料を韓国と共同で申請し直すとか。
 しかも、再申請を奨めたのはユネスコだとなれば、後は時間の問題です。

 日本はユネスコの政治利用を厳しく指摘してきましたが、抗議も実らず。
 中国の「日本のイメージダウン作戦」は大成功に終わりそうです。

 なぜユネスコは政治利用というタブーに身を投じてしまったのか。
 その背景には、親中派といわれる事務局長の影響があるようです。

sponsored link
ユネスコ事務局長 イリナ・ボコヴァは親中派?

  現在のユネスコ事務局長はイリナ・ボコヴァ氏です。
 2009年から事務局長を務め、再任を経て2期目に入ったばかりです。
 一時期、ブルガリアの外相を務めていたことがあります。

 1977年にブルガリア外務省に努めますが、当時のブルガリアは社会主義。
 1990年の民主化まで13年間を、共産党独裁下で官僚として過ごしました。
 民主化したときには38歳です。

 人生の大半を共産党独裁下で過ごしたボコヴァ氏にとって、中国の「手法」や「価値観」は横暴や脅威よりも、共感や当然と見えたとしても不思議はありません。

 ボコヴァ氏は北京での抗日戦争勝利記念行事にも出席しており、国連内でも親中派とされています。

 元より、中国は国連の常任理事国のひとつです。
 経済も最近は怪しいですが、長期的には昇竜が如き中国、斜陽の日本です。
 これから中国の国連分担金を増額したいという目論見もあります。

 これだけ条件が揃えば、中国の申請を蹴って日本に恩を売る必要はないのです。

日本のユネスコ拠出金凍結に「慰安婦」の影響が?

 wor1505210007-n1

 「南京事件」が登録されたことで日本は拠出金凍結を検討しています。
 しかし、続けて「慰安婦」も申請となれば、安易に凍結もできません。
 凍結すれば、次のカードがなくなってしまうからです。

 しかし、何も手立てを取らなければ、世界は日本も認めたと受け取ります。
 「南京事件」は記憶遺産に相応しくない、と世界にメッセージを発信するなら、強力な制裁を課し断固認めずというポーズを見せつけなければなりません。

 そのタイミングを逃せば絶好の反論の機会を失います。
 中国は最初から今回の「慰安婦」申請は捨石だったという見解もあります。
 したたかな外交戦略に日本は翻弄されるかの瀬戸際に立たされています。

割り切ってユネスコ、国連からも距離を置くべき?

 中国の経済破綻でも起きない限りは、国連への影響力は弱まりません。
 当然、国連組織のひとつであるユネスコも例外ではありません。

 親中のボコヴァ氏が事務局長である限り、中国の政治利用は止らないでしょう。
 すでに「ユダヤ難民」を中国が救ったという捏造が取り沙汰されております。
 「731部隊」「重慶無差別爆撃」など反日捏造はきりがありません。

 さらにボコヴァ氏は次期国連事務総長の有力候補とみる向きもあります。
 国連事務総長は二期が慣例。
 この先、10年以上も国連は親中化する可能性があります。

 日本が集団的自衛権で国連への支援を強化しても、中国より高額の拠出金を払っていても、何の影響力強化にもならないことが今回の件で判明しました。

 国連の常任理事国入りも中国が拒否権を持つ限りは絶対にあり得ません。
 もはや、日本は「脱国連」を目指す時が来ているのでは?

 世界は経済関係が複雑化して、容易に世界大戦が起こる状況ではありません。
 国連の第一義はすでに失われたとみることもできます。

 脱退とはいかずとも、金銭的・人員的に関わりを減らすことはできます。
 中国の政治利用の場になり下がった国連に、けなげに貢献する必要はありません。

sponsored link

down

コメントする






sponsored link

カテゴリー

アーカイブ