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南京事件が記憶遺産 ユネスコ拠出金凍結でどれだけダメージを与えられるか?

time 2015/10/11

南京事件が記憶遺産 ユネスコ拠出金凍結でどれだけダメージを与えられるか?

 南京事件に関する資料がユネスコの世界記憶遺産に登録されることとなり、日本政府は遺憾の意を表明し、ユネスコ拠出金を見直すことを検討しています。

 中国が申請していた「南京大虐殺文書」に、日本政府はユネスコに慎重な対応を求めてきました。日本の南京事件に関する研究では、資料の大半が誤りや捏造であり、戦時プロパガンダであることが明らかになってきているからです。

 日本のユネスコ拠出金は世界2位。1位の米国が停止中なので実質1位です。
 決定前から、貢献度の高い日本の声を真剣に聴くよう働きかけていました。

 登録決定を受け、ユネスコ拠出金の凍結を検討する構えをみせています。
 1位の米国に次いで日本も拠出停止となるとユネスコは大ダメージとなる?

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記憶遺産に日本が憤るわけとは?

 ユネスコ記憶遺産は「世界的な重要性を持つ記録物」を保存すること。
 そして「重要な記録物が失われることを防ぐ」認識を高めることです。
 決して、登録された記録を全世界に普及させることが目的ではありません。

 この「重要性」の部分には「真正性」や「信憑性」が含まれます。
 そこが日本政府が問題視している部分であり、南京事件の登録が本来のユネスコ記憶遺産の基準に沿わないことを指摘しています。

 南京事件の証拠とされる資料には、意図的な誤りや捏造が判明しています。
 中国が主張する「死者30万人」は日本で主張する人はいなくなりました。

 中国や韓国とは「歴史」の意味が異なります。
 それは過去に決裂した「共通歴史認識検討会」でも明らかです。

 日本の歴史は「学問」、中国の歴史は「政治」、韓国の歴史は「願望」
 共通歴史認識の決裂を揶揄した言葉です。

南京事件は否定するも「完全否定」はできない?

 南京大虐殺の死者数を中国は30万人としています。
 しかし、当時の南京人口は欧米の駐在員や宣教師によれば20万人です。
 そして、南京大虐殺の3ヵ月後には25万人に増えています。

 今や南京大虐殺で死者30万人説を信じる人はかなりの少数派となりました。
 実際の南京事件による死者数は50名程度と算出したものもあります。

 「人数の過多ではない」という主張もありますが、人数は重要です。
 同時期に、逆に日本人が虐殺された「通州事件」というのがあります。
 こちらは大きく扱われることもなく、知らない日本人も多いでしょう。
 規模が小さいのであれば「戦時中の事件のひとつ」という扱いになるのです。

 ただ、大都市攻略で非戦闘員の被害が一切ないとは言い切れません。
 それは悪魔の証明のようなもので、記録に残るものでもありません。

 「非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できない」
 これが、南京事件への日本政府の見解となっています。

 虐殺を認めたわけではありません。
 大都市攻略に対しての見解としては当然のものです。

 しかし、これが日本政府も認めていると受け取られた可能性もあります。

ユネスコ拠出金凍結は影響力となるのか?

 日本のユネスコ拠出金は米国が停止中なので実質1位です。
 その拠出金を凍結することは、影響力の発揮となるのでしょうか。

 ユネスコへの拠出金総額は340億円ほど。
 日本はその内の10%強の約37億円を拠出しています。

 1位の米国はパレスチナがユネスコに加盟したことに反発して、拠出金を凍結しています。その額は日本の倍の約76億円です。

 日本も凍結となれば合わせて113億円。拠出金の1/3が凍結となります。

 実際には任意拠出金というのもあり、日本の拠出総額は54億円。
 ユネスコにとっては日本の拠出金凍結は無視できるものではないはずです。

日本人のユネスコ好きを改めるべき?

 日本人は世界遺産登録でも熱狂的な騒ぎになります。
 海外旅行に行く際に世界遺産を一番に調べる人も多いはず。

 しかし、今回の一件はユネスコの見方を改める機会となります。
 本当にユネスコに登録されたものは、良いものなのか?

 なにせ南京事件のように反証も多い記録を登録してしまうのです。
 その裏に中国への恣意的な何かを感じ取ることもできてしまいます。
 となれば、世界遺産も「恣意的な何か」がある可能性を否定できません。

 日本政府が拠出金を凍結するというのはそういうこと。
 「支援するに値しない組織」と判断したということです。

 ユネスコの見方を改める良い機会です。
 ミシェランの星について、「それタイヤ会社が選んだ旨い店だろ?」というのと同じです。
 「それ、あのユネスコが価値があるって言ってるだけだろ」と。

この機会に南京事件の再検証を!

 韓国が推進する従軍慰安婦問題で、日本は窮地に立ちました。
 河野談話の見直しが騒がれた時、反対派の意見が強すぎてついには見直しができず「認めた」形になったからです。

 しかし、その後はこれまでになく検証が進みました。
 そして朝日新聞の捏造が明らかになりました。
 橋本大阪市長の発言も大問題となりましたが、結果的には外国人記者クラブでの会見により、外国人に直接慰安婦問題を伝える場を得ました。

 日本はこれまで黙っていたからいいようにやられてきたのです。
 今こそ、南京事件の再検証を国民レベルで行うべきときです。

 そしてユネスコに「貴方達は誤った」と伝えないと、記憶遺産は政治のおもちゃとなって有名無実の代物になってしまいます。

 日本の歴史は「学問」、中国の歴史は「政治」、韓国の歴史は「願望」
 ユネスコの歴史は、何なのでしょうか?

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コメント

  • ユネスコとユニセフ間違いすぎでしょ

    by 通りすがり €2015年10月12日 04:03

  • 今度、慰安婦問題が承認されるでしょう。何にもしないで、そのままにしていると、とんでもないことになりますよ。最後に追い詰められてからでは、遅いです。Too Late,Too Little.
    学習しないよね。

    by kumu €2015年10月28日 15:47

  • ユネスコとユニセフ間違え過ぎてました。
    ご指摘、ありがとうございます。

    慰安婦問題の承認も避けられそうにないですね。
    中国は国連総会で日本の毒ガス使用を責め立てたそうで。
    南京が通れば何でも通りそうで、非常にまずいです。

    by KnowldgeWalker €2015年10月28日 18:33

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