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SEALDs奥田氏に殺害予告 アグネス氏と同じく子供のいたずらか?

time 2015/09/29

SEALDs奥田氏に殺害予告 アグネス氏と同じく子供のいたずらか?

 国会前デモで話題となったSEALDsの奥田氏に、殺害予告が届いたことを本人がtwitterで報告したことが報じられました。すでに警察に届け出ているそうです。

 ネット上では、「まさにテロリズム」「卑劣な行為」と糾弾する声と、「安倍シネって言ってたのは誰?」「話し合いで解決できるんだろ?」と安保法制反対のスローガンを逆手にとった声が溢れ、「自作自演か」といった声まで上がっています。

 つい先日、日本ユニセフ大使を務めるアグネス・チャン氏に殺害予告があり、警察が捜査したところ犯人は中学3年生だったことがわかりました。

 今回の奥田氏への殺害予告も子供のいたずらか?

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真面目に「暗殺」するなら殺害予告などしない?

 殺害予告というと、手紙に新聞の文字を切り抜いて貼り付けて送る、あるいはネット掲示板で売り言葉に買い言葉のように書き込まれるもの、そんなイメージです。

 いずれにせよ、ネットでの殺害予告に警察が厳しい対応を取るようになってから、ほぼなくなりつつあるのが現状です。

 とはいえ、殺害予告を受けた当人にとっては恐怖でしょう。
 殺害に至らずとも暴行を受けるだけでも恐怖ですから。
 恐怖に怯えるのが殺害予告の目的ですからそれで成功です。

 本当に殺害する気なら、成功率を下げる「予告」などしません。
 するとすればそれは愉快犯でしょう。

 それに比して殺害予告への警察の対応や司法の判断は厳しいです。
 現代で殺害予告をやるのは、子供のいたずらくらいなのです。

アグネス氏への殺害予告の動機はネットのデマ?

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 アグネス氏の殺害予告は中3男子が犯人でした。
 その動機は「募金を募っていながら贅沢な生活をしている」というもの。

 アグネス氏は豪華な自宅を保有しており、ネットでは貧しい子供たちへの募金を募りながら豪華な家に住むというアンマッチや、日本ユニセフという団体がユニセフとは別団体であることへの批判が盛り上がった時期がありました。

 冷静な大人であれば、募金活動の大使を務めることと、本人が裕福な生活を送ることは矛盾していません。むしろ、欧米では富豪ほど社会貢献の意識が高いのが普通です。

 つまりは募金の上前金で儲けているのでは?という暗喩なのですが、それはデマの域を出ないことは大人なら明白です。

 ユニセフ大使の黒柳徹子氏の報酬は年1ドルであることが話題になりました。
 アグネス氏の報酬は公にされていません。

 これらの情報から義侠心にかられた少年が殺害予告に及んだという構図です。
 問題はどちらかというと、若年層のネットリテラシーになりそうです。

奥田氏への殺害予告の動機はネットのデマ?

 奥田氏の殺害予告の動機となるようなデマはあるのでしょうか。
 SEALDsという括りでいえば、「いずれの団体の支援も受けない」という方針に反して、共産党と蜜月であることが噂されています。

 共産党系団体から自動車を借りたとか、中核派がメンバーにいるとか。
 朝日新聞への広告掲載の資金はどこから出たのか?
 10万枚配布したというビラの資金は?などが話題です。

 しかし、奥田氏やSEALDsが安保法制反対で募ったカンパで豪遊したという話はありません。
 その点は純粋潔白な学生運動の体を保っています。

 奥田氏個人としては、高校の偏差値が低いという話くらいです。

 では、安保賛成派が目障りな奥田氏の活動制限を狙った犯行でしょうか。
 しかし、安保法制はすでに成立しました。一番盛り上がっている時期に行うならまだしも、賛成派の求める通りに物事は進んでいるのです。

 また、SEALDsの活動が安保法制の成立を脅かしたかは疑問があります。注目は集めましたが世論が動くほどには至らなかったのが、現在の静かな状況を見れば明らかです。

 さらに、奥田氏はテレビ出演などで政治家や論客と議論を交わしています。
 その内容は奥田氏の評価を高めたとはいえず、強力な指導者となるには力不足であることを露呈しています。

 今になって、奥田氏に殺害予告をする理由が見たありません。

警察へと届を出した奥田氏が矛盾しているという声も?

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 奥田氏への殺害予告は、ネット上のデマが原因ではなく、また政治的な活動を制限を狙った政府支持派によるもの、とも考えずらいです。

 となると、有名人を狙った子供のいたずらと見るのが妥当でしょう。
 さすがに自作自演はないと思いますが、それくらい理由が見当たりません。

 奥田氏が警察に届け出たことを矛盾ではないかと指摘する声があります。
 国会前デモでは「国家権力との戦い」を謳い文句にしていたのに、「官憲の手先」である警察に助けを求めるのはおかしいというものです。

 また「敵国が攻めてくるというなら、とことん話して酒飲んで遊んで食い止めます」といった発言を取って、結局は話し合いでは食い止められないと認めたとしたり、警察に助けを求めるのは個別的自衛権では守れないから集団的自衛権を発動したということでは?というツッコミがあったりします。

 集団的自衛権の議論は、安倍総理がアソウ君とスガ君に例えた話で説明したように、個人のケンカに例えて説明されることが多いです。その理屈なら、殺害予告に対して個別的自衛権では自主防衛できないことを認めたということになり、矛盾という指摘も理が通ります。

 あるいは、殺害予告の目的はこの矛盾点の指摘にあったのかも知れません。
 となると、奥田氏の活動が制限されなくても、ネット上での指摘が世間に晒されることで目的は果たされたとみることもできます。

 奥田氏支持者は殺害予告を安保賛成派の暴挙として拡散するでしょう。
 その裏には国家権力である警察組織に助けを求める奥田氏の矛盾がある。
 これが狙いなら、子供のいたずらなんてレベルじゃないですね。

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