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初音ミクがMステに初出演 ボカロの扱いは変わるのか?

time 2015/09/21

初音ミクがMステに初出演 ボカロの扱いは変わるのか?

 初音ミクが9月23日にテレビ朝日系で放送される「ミュージックステーション10時間スペシャル」に出演することが発表されました。

 初音ミクといえばボーカロイド。ボーカル音源のキャラクターです。
 これまでも何度かテレビで取り上げられてきましたが、サブカルチャーとしてオタクの玩具的な視点からのものばかりでした。

 Mステとなれば扱いは「ミュージシャン」となるのか?
 それとも、サブカル的な紹介という出演になるのか?

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ボカロって?若者なら知らぬ者はいない有名曲!

 初音ミクをはじめとするボーカロイド、いわゆるボカロは、動画サイトを中心に一般人が製作した楽曲を発表するのに用いられてきました。趣味の世界といえばそれまで。だからサブカルの域を出ませんでした。

 しかし、昨今はその情勢が変わってきています。
 それをけん引しているのは2011年に発表された「千本桜」です。

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 千本桜は2012年のカラオケランキングで総合3位に入ってから現在まで不動の人気を博しています。
 2014年の世代別カラオケランキングでは、10代で1位、20代で1位、30代2位、40代で5位と広範囲の世代で上位となっています。

 10代ではTOP20の内、11曲がボカロ曲でした。
 若者の音楽CD離れ?動画サイトで無料でボカロ曲を聴くのが主流とあっては、音楽CDが売れなくなるのも仕方ありません。むしろ、彼らがこのまま20代、30代となったときには本当の惨状が広がるのかも知れません。

海外にも初音ミクは知られている?

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 初音ミクは2009年、2010年にライブイベントを行っています。そのときは3Dホログラムを使って、実在しているかのように映し出してのライブでした。

 この動画が違法アップロードによってネットの海に拡散されると、海外でも知れ渡っていき、その後アメリカからの売上が急増したとのことです。2011年にはアメリカでトヨタ・カローラの広告に起用され、しかもアメリカでライブも行いました。

 派生キャラも多く二次創作に寛容で、著作権で縛るよりは知名度アップを優先する戦略が取られ違法アップロードも普及を優先してきました。その結果、ボーカル音源のキャラクターという枠を超えて、「初音ミク」というキャラクターが単独で広がって行きました。

 ちなみに、初音ミクの音声は声優の藤田咲氏が担当しました。
 ギャラは買取か印税かを聞かれ、買取を選択して5万円を貰ったそうです。

 もし印税にしていればすごい額だったかも知れません。
 でも、印税が掛かるなら初音ミクはここまで普及しなかったかも知れません。

紅白歌合戦への出場も夢じゃない?

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 これだけ若い世代で絶対的な人気を博しているのですから、紅白歌合戦に呼ばれてもおかしくないもの。しかし、これまでに出場したことはなくオファーもありません。

 紅白歌合戦の選考基準は明確ではありません。昨年は「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」の3点が基準の中心となりました。参考データには「カラオケのリクエスト」や「ネットのダウンロード」も含まれているそうですから、基準を満たす可能性は十分にあります。

 気になるのは「番組の企画・演出」でしょうか。
 3Dホログラムを使うのかなど、演出は議論になりそうです。

 Mステ出演がひとつのサンプルになるかも知れません。
 画期的ですばらしい演出が使われれば、今後のボカロ出演時のひな形になる可能性もあるわけですから、制作スタッフにはがんばって欲しいところです。
 タモリさんがどういじるのかも必見です!

 そして紅白出場があるか?大人の話をすれば、若者の世代別視聴率が低迷すれば、すぐに出場決定すると思うのです。そういう世界ですから。。。

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