ナレッジ ウォーカー 「時事散策」

さまぁ~ず・三村の「こち亀パクリ」疑惑 オリジナルは紀元前?

time 2015/09/10

さまぁ~ず・三村の「こち亀パクリ」疑惑 オリジナルは紀元前?

 さまぁ~ずの三村マサカズさんのツイートが絶賛を浴びながらも「こち亀のパクリ」と指摘されたという報道がありました。

「こち亀パクっただろ!」絶賛された三村マサカズの発言に疑惑の声高まる
 日刊大衆 2015-09-06

 三村さんがこち亀を読んでいたかは明らかになっていません。しかし「こち亀42巻」は恐らく1980年代の発売。もちろん今も続くお化け漫画ですから、見ていたとも見ていないともわかりません。

 ところがこの「こち亀」のエピソードも元ネタと思われるものがあります。それは2000年以上も遡る古代の話です。

sponsored link
パクったとされる話の内容とは?

 五輪エンブレムのせいで日本中が「パクリ疑惑過敏症」になりつつある昨今、誰でも共感できるツイートすらもパクリ疑惑と騒がれるのでは、おちおち呟くことも出来ません。日本一有名になったデザイナーの方が言うには「ほかの人が類似のデザインを使用しても問題ない」そうですから、類似のツイートをしても問題はないかと思われます。

 ところで三村さんのツイートはどこがパクリだと疑われているのでしょうか。

「なんか昔悪くて今は更正しました。がよく注目を浴びますが、ずっと真面目にやって今も真面目にやってる人に幸あれ。」とツイートを投稿。

『こち亀』こと『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(集英社)のファンからは、「絶対、こち亀読んだだろ!」「こち亀のパクリ」「両津の名言のパクリ」といった声が噴出した。

ファンが指摘しているのは、『こち亀』42巻に掲載されている「仕事さがし!の巻」の一部のこと。両津勘吉が勤務する派出所に更正した元不良が訪れ、中川圭一や秋本麗子が元不良を褒めると、両津が「こいつのどこがえらいんだいったい!」「えらいやつってのは始めからワルになんかならねえの!正直で正しい人間がえらいにきまってるだろ!」と一喝。さらに、元不良に「こいつなんかわがままで勉強もしないでやりたい事やって、それがやっとふつうのレベルにもどっただけ」と厳しい意見を述べる。

 一語一句というレベルでなく「伝えたいこと」いわばコンセプトの部分がパクリということでしょうか。とはいえ、普通の人の普通の感覚とも言えますからネタのようなものです。

 M4hVmQI

古代からあった!更生した不良がちやほやされる話

 そもそも「こち亀」の話にだって類似のネタがあります。それも遡ること2000年、聖書の中に登場するのです。

 Rembrandt_Harmensz._van_Rijn_-_The_Return_of_the_Prodigal_Son

放蕩息子のたとえ話 (wikipediaより)

 ある人に二人の息子がいた。弟の方が親が健在なうちに、財産の分け前を請求した。そして、父は要求通りに与えた。そして、生前分与を受けた息子は遠い国に旅立ち、そこで放蕩に生きて散財した。

 大飢饉が起きて、その放蕩息子はユダヤ人が汚れているとしている豚の世話の仕事をして生計を立てる。豚のえささえも食べたいと思うくらいに飢えに苦しんだ。
我に帰った時に、帰るべきところは父のところだと思い立ち、帰途に着く。

 父は帰ってきた息子を走りよってだきよせる。息子の悔い改めに先行して父の赦しがあった。

 父親は、息子のために祝宴を開く。しかし、兄はそれを妬んで父親に不満をぶつけ、弟を軽蔑する。兄は父親にたしなめられる。

 この記述は新約聖書に登場します。新約聖書は紀元前1世紀から2世紀に書かれたものです。紀元前から「更生した不良がちやほやされる」話は存在し、それを疎ましく思う人達がいたということです。

 聖書は著作権がありませんからパクリだとしても問題はありません。むしろ聖書の教えは広く普及することを望まれていますから、形を変えたとはいえキリスト教圏ではない日本に同じ教えが広まったことは喜ばれているかも知れません。

 つまりは三村さんは聖書の一節をぱくった?
 急に高尚なお方のような気がしてきました。

sponsored link

down

コメントする






sponsored link

カテゴリー

アーカイブ