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ナチスの財宝を乗せた「黄金列車」が発見か まだあるナチスの財宝、そして日本軍の財宝も

time 2015/08/31

ナチスの財宝を乗せた「黄金列車」が発見か まだあるナチスの財宝、そして日本軍の財宝も

 大量の金を積載したナチス・ドイツの列車をポーランドで発見したと2人のトレジャーハンターが報告し、レーダー画像を確認したポーランドの文化副大臣は「99%間違いない」と明言しました。伝説では300tの金塊が搭載されているとみられ、現在の価値で約2億ドルに相当します。

 発見者の2人は発見した資産の10%分を報奨金として要求しており、それが保障されるまでは正確な発見場所は明らかにしないと主張しています。

 ポーランドの当局はどう扱うのでしょう?そしてドイツは所有権を主張するのでしょうか?

 ⇒ナチスドイツの金塊を満載した軍用列車、ポーランドで70年ぶりに発見

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見つかった「黄金列車」は誰のもの?

 黄金列車が見つかったと報告されたポーランドのバウブジフ市は「発見物は合法的な国家財産になる」と主張しており、バウブジフ市かあるいはポーランドの国庫に納められるとしています。そしてポーランドの国内法では、発見物の10%分が発見者に与えれることになっています。これは拾得物の扱いということでしょう。

 気になるのはドイツの動向です。ナチスといえばドイツの一政党。元々はドイツの所有物だったのですから、所有権を主張してもおかしくはありません。現在のドイツはナチス・ドイツの継承国です。

 ただ、歴史認識としてはナチスの行為をドイツ国民の行為とは切り離しており、ホロコーストをドイツの罪ではなくナチスの罪としています。これで財宝がみつかったときは「ドイツのもの!」と主張するのでは国際世論として通るのかどうか。それに、元々はといえば欧州を侵略することで得た富ですからそうなると他の被占領国が所有権を主張し始めてもおかしくはありません。

 折しも欧州は財政危機が焦点となっている時期です。2億ドルはギリシャの国家予算の約4%にあたりとても大きな金額です。欧州で財政危機に向かっている国は他にもいくつもあります。財宝がただの金塊なら良いですが、王冠や造形物であればそれらの所有権を主張する国が登場することは必至です。

 もしかしたら新たな欧州の火種に発展するかも?目が離せません。

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他にもたくさんある?ナチスの「財宝伝説」

 ナチスは帝国崩壊が迫る中、ナチス再興を目的に財宝を各地へと運び出し隠したという伝説が各所に残されています。また、美術館建設を目指していたヒトラーは美術品60万点を各地で収集(略奪)するも帝国は崩壊。その後、美術品は8割ほどしか発見されていないとされています。

 今年6月には「狼の涙」と呼ばれる財宝のありかがわかったというニュースがありました。ただ、こちらは暗号が解読されたという話で発掘調査には至っておらず真偽はいまだに不明です。

 また、オーストリアの湖にはナチスの金塊が隠されているという伝説があります。大々的に調査された湖としてはトプリッツ湖があり、噂はオーストリア内に散らばっています。ところがトプリッツ湖の調査では原因不明の死を遂げたり、不慮の事故が相次ぎ「不吉な湖」と呼ばれるに至ったそうです。

徳川だけじゃない!日本軍の埋蔵金伝説もある?

 東洋の黄金の国、日本でも財宝伝説はあります。ドイツと同様に敗戦が迫る中でやむを得ず隠ぺいした財宝とされています。古今東西、敗戦国は戦勝国に財宝を渡すまいとして財宝を隠ぺいし、後世それが財宝伝説として少年達の心を躍らせてきたのです

 かつてドイツまで極秘情報を受け取りに出た日本帝国海軍の潜水艦が、極秘情報の見返りに支払う予定だった金塊とともに海底に沈んだという伝説もあります。金塊は2tで現在の価値で1.5憶円ほどです。これが1995年になって撃沈された場所が明らかになったのですが、北大西洋の水深5000mの海域。引き上げには約8億円掛かるということで、引き上げ計画は断念されました。損を承知で引き上げようとするなら、日本人の富豪の力を頼るしかなさそうです。

 2014年にテレビ放送されたもので、タイで工事現場から金塊が発見されたというものがありました。発見された金塊の総額は7億円にもなり、日本軍が隠した財宝ではないかという説も出ているとのことでした。

 日本は「黄金の国」と呼ばれ戦国時代から江戸時代は金の産出量が世界でのトップクラスだったそうです。まだまだ過去の日本の誰かが隠した金銀財宝はどこかに眠っていそうです。

 金属探知機を片手に散歩してみるのも楽しいかも知れません。ひょっとしたら…。

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