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「碧志摩メグ」の公認撤回署名に反対する署名開始 「賛成」運動は流行するか?

time 2015/08/31

「碧志摩メグ」の公認撤回署名に反対する署名開始 「賛成」運動は流行するか?

 三重県志摩市の公認の萌えキャラ「碧志摩メグ」に対して、公認撤回を求める署名が7000人分集まった件について、過去にも記事を書きました。

 ⇒志摩の萌えキャラの批判騒動 最近の萌えキャラは設定が凝っている!

 その「公認撤回の署名」に対して“萌え絵を支えるオタク文化やその表現手法に対する著しい無理解と差別に基づく偏見”だとして反対の署名運動が開始されました。「賛成署名」と言うべきか、「カウンター署名」と言うべきか。あまり見ない運動ですが、これは今後流行するかも知れません。

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「碧志摩メグ」公認を巡る「賛成署名」

 「碧志摩メグ」は海女さんを題材にした萌えキャラで、隣の伊賀市の「伊賀嵐マイ」という忍者を題材にした萌えキャラとともに伊勢志摩サミットのPRにも使われています。つまりは、世界に向けて発信されている萌えキャラ、萌えキャラ界でも随一の世界展開を予定している萌えキャラなのです。

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 そんな「碧志摩メグ」は海女さんから「前裾がはだけ、胸の形もわかる」という批判が挙がっていました。その一方で「架空の存在だから」と容認する海女さんもおり、海女さんの中でも意見は分裂。志摩市は「市が公認を撤回することはない」と自信を持っていました。

 そんな中で公認撤回を求める署名は約7000人分が集まり市役所に提出。それに対して、“萌え絵を支えるオタク文化やその表現手法に対する著しい無理解と差別に基づく偏見”として「賛成署名」が開始されました。

 8月30日時点では、既に7000件を超える賛同者がおり、反対派を上回っているようです。ネットというパイの異なる署名運動で件数の単純比較が意味するものは不明瞭ですが、「公認を撤回することはない」という志摩市の姿勢を後押しする材料になることは間違いないでしょう。

「賛成署名」はなかなか見ない?

 今回のケースは公認撤回を求める反対派が「萌え絵」という表現方法に対して「差別と偏見」を持っているという主張ですから、志摩市公認の「賛成署名」というよりは、公認撤回を求める理由に対しての「反対署名」と見ることができます。それが結果的に志摩市公認への「賛成署名」となっています。

 少し特殊なケースではありますが、基本的に「賛成署名」というのはあまりありません。某かを推進している状況で、それに「賛成」を意思表示するわけですが、意思表示せずとも既に推進しているのですから黙っていても求める方向に進んでいるのです。敢えて「賛成」を訴える必要性は、「反対」を訴えるのに比べれば希薄です。

 しかし、そのお陰でこれまで「反対派」ばかりが常に注目を集める状況になっていました。「反対派」は衆目を集めるためにパフォーマンスをしたり、「反対派」の数を水増しして発表したりとやりたい放題です。そして「声を挙げない反対派ももっといるはず、だから大多数が反対」という無茶なロジックで訴えます。声を挙げないのは「賛成派」のはずです。黙っていても支持する方向に物事が進んでいるのですから。

 この反対派の露骨な煽りに対して「賛成」の声を挙げることは有効な方法になり得ます。その方法が署名でなくても、「賛成デモ」や「賛成集会」でもいいのです。「沈黙は反対」と扱われてしまわぬよう賛成派も賛成の意思を表すことは推進者にとっても心強いはずです。

安保法制に見る反対派のやりたい放題

 昨今の「反対派」といえば安保法制。国会前では最大規模の集会が催されました。主催者発表で12万人、警察発表で3万人です。こういう場合は警察発表が信憑性が高いです。警察発表はそのまま警備体制に反映されます。本当に12万人が集まったのなら、3万人を想定した警備体制では崩壊してしまいます。

 このような人数の水増しと「国民の大多数が反対している」という根拠のない主張。「賛成派」はこれらをただ眺めているのではなく、「賛成」の意思を表明していかないと日本人特有の「みんながやっているかわ私もやる」という流され傾向に陥って、本当に大事な議論がおざなりとなって雰囲気で政策決定する衆愚政治になってしまいます。

 この規模のデモが起きたのも久しぶり。注目度も高いです。ここで「賛成署名」や大規模な「賛成デモ」が起これば、これからの市民運動が変わって行く可能性もあります。「賛成」運動が流行するかも知れません。

 私は安保法制に賛成しています。今こそ「賛成派」の皆さんも意思表示を!もちろん「碧志摩メグ」にも賛成しています!

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