ナレッジ ウォーカー 「時事散策」

「足なんて飾りです」は間違い? 宇宙飛行士 油井さんが完全否定!

time 2015/08/30

「足なんて飾りです」は間違い? 宇宙飛行士 油井さんが完全否定!

 ジオングをご存知でしょうか?かつて大人気を博したアニメ「機動戦士ガンダム」に登場する敵のモビルスーツ(ロボットみたいなもの)です。最終決戦に登場するため、いわばボスキャラ。このジオングには足がありませんでした。

 敵の偉い人「足がついてないな…」
 整備士  「あんなのは飾りです。偉い人にはそれが解らんのです。」

 宇宙空間は無重力ですから足は不要です。姿勢制御はスラスター(推進機)で行うのですから、宇宙専用であれば足はいらないのです。子供心に「宇宙では足はいらないんだ…」と思ったものです。

 ところが、現在ISSに滞在している宇宙飛行士の油井さんが「(宇宙空間における手足は)極めて重要で、手足を上手く操作すると姿勢制御の為のスラスターを大幅に減らすことが出来ると思います。」と発言したことで、「足は飾りじゃないんだ…」と一部で盛り上がっています。

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架空のシステム「Active Mass Balance Auto Control」

 ガンダム世界では宇宙空間で戦うモビルスーツに足があることの説明として「Active Mass Balance Auto Control(以下、AMBAC)」というシステムが登場します。要は「手足の動きで姿勢制御を行うシステム」です。

 これは先述の「あんなのは飾りです。」という会話よりも後年に確立した技術とされ、いわば「後付け設定」となっています。製作者の方々も宇宙専用モビルスーツに「足は不要」となると問題があったのでしょう。見栄えが悪いとプラモデルの売り上げなど…。大人の事情ってやつですね。

 このAMBACは手足を動かすと無重力状態でも姿勢を変えることができるという理屈です。回転イスの上で体を左右に回転させると少しづつ向きが変わるようなイメージです。宇宙では回転イスのベアリングよりも摩擦が少ないわけですから、どれだけ動けるのかわかったものではありません。

 それが、油井さんの「実経験」として「手足を上手く操作すると姿勢制御の為のスラスターを大幅に減らすことが出来る」と至ったわけです。

 手足で推進力は生まれないので、向きを変えるだけという程度でしょうが「極めて重要」とまで言うほどですから「必要ではないが不要ではない」ことは間違いないのでしょう。

ガンダムは世代最強アニメ?

 ガンダムは現在でも後継シリーズが作成され若者の間でも知っている人は多いでしょう。特に30代~40代が「ガンダム世代」に当たり、その認知度は高く名言や名シーンが熱く語られる姿が現在でも見られます。

 ビジネスパーソンでも、工業関連やIT関連では「ガンダムを語れないと仕事ができない」とまで言われる、必須知識でした。そのため、ガンダムを知らない人達が社会人になってから仕事の為に必死にガンダムを勉強するというケースも散見されたのです。

 油井さんといえば70年生まれの45歳。ガンダムの初回放送は79年ですから「ガンダム世代」であること間違いなし。これは「足なんて飾り」発言を意識して敢えてコメントしたに違いありません。油井さんも、長年の疑問を実体験をもって証明したかったのでしょう。

 ガンダム以前は宇宙戦艦ヤマトが世代最強アニメで、その後はエヴァンゲリオンになるのでしょう。

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ガンダム

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ヤマト

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エヴァンゲリオン

宇宙旅行は今年にも実現!実体験で確認できる?

 世界初の民間宇宙旅行は今年にも実現されると言われています。ヴァージングループが企画しており、高度100kmまで上昇し、4分間の無重力体験が味わえるというもの。所要時間は2時間で、費用は2500万円。

 「足なんて飾り」なのかどうか。身をもって確認できる日も近いです。2500万円を用意できるのであれば…。

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