ナレッジ ウォーカー 「時事散策」

志摩の萌えキャラの批判騒動 最近の萌えキャラは設定が凝っている!

time 2015/08/07

志摩の萌えキャラの批判騒動 最近の萌えキャラは設定が凝っている!

 サミットの会場に決まり、盛り上がりを見せる伊勢志摩。
 2014年末には志摩市が公認萌えキャラ「碧志摩メグ」を発表しました。

 しかし、この海女萌えキャラを現役海女さんが批判。
 公認撤回の署名運動に発展する騒ぎとなっています。

 志摩市は伊賀市の女忍者の萌えキャラ「伊賀嵐マイ」とタッグを組んで、
PR活動を強化する狙いで、「市が公認を撤回することはない」とのこと。

 全国津々浦々に誕生したご当地キャラ。
 鳥取城の「かつ江さん」が公開から3日で削除されたことは昨年7月のこと。
 乱造気味の萌えキャラブームはどこへ向かうのでしょう。

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「女性蔑視のデザイン」が問題となった碧志摩メグ

 磯着姿が「前裾がはだけ、胸の形もわかる」というのが批判の内容です。
 伊勢志摩は2016年のサミット開催地となっていることから、外国人へ誤った
イメージを与えてしまうという懸念も、批判の一因となっています。

 これは、実際に見比べてみて判断するしかないでしょう。

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碧志摩メグ

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海女さん

 玄人の方にはディテールの拘りがあるのかも知れません。
 素人目には、大きくイメージを損なっているとは言い難いように思います。
 市が強気なのも納得できます。

萌えキャラは役に立ってるの?

 日本各地に萌えキャラは数多く存在します。
 県や市などの自治体が公認するもの、鉄道会社はバス会社、イベント、
商店街、交通安全や選挙運動、バリエーションも豊富です。

 これは粗悪乱造になってないか心配になりますが、意外にそうでもありません。
 「碧志摩メグ」は、ツイッターのフォロワーは1000人を越え、LINEスタンプは
10カ国で1万5000人が購入したとか。
 市のPRとしては、なかなかの状況ではないでしょうか。

 とはいえ、とにかく多い萌えキャラ、ご当地キャラ。
 差別化するためには、凝った設定が必要です。

 「碧志摩メグ」も祖母が海女、両親はサラリーマン。
 ボーイフレンド募集中などさまざまなキャラ付けがされています。
 タッグを組む「伊賀嵐マイ」は親友という設定だそうです。

 将来的には、漫画やアニメ、ゲームなどマルチに活躍して欲しいものです。

 ここでいくつか、他県の萌えキャラをいくつか紹介します。

小峰シロ(福島県)

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小峰シロ(デフォルメ)

 2012年に開催されたMoe1グランプリの初代女王キャラです。
 2013年の萌酒サミット2013でも人気投票1位となる人気ぶり。
 数多の萌えキャラ達の頂点とも言えるキャラなのです。

 このキャラは東日本大震災の復興支援が目的で誕生しました。
 そして「変身ヒロイン」という特徴を持っています。

 元々は犬で、被災した後に人間へと変身しました。
 (決して、放射能の影響ではありません)
 土地の力を借りて変身する能力を有しており、ご当地ごとに姿が異なります。

 白河小峰城、南湖公園、白河の関とバリエーションを見せています。
 どこの観光地でも対応可能なマルチ萌えキャラ。
 この子ひとりで、福島どころか全国にも対応できる次世代ご当地キャラです。

 かなり複雑な能力だけに、一般庶民に浸透させることができるのでしょうか。
 企画チームの手腕も問われる高難度キャラですが、「女王」であることを
考えれば、非常にうまく進められていると見るべきなのでしょう。

シモンちゃん(茨城県下妻市)

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シモンちゃん(3代目)

 下妻市のシモンちゃんは「老舗」の萌えキャラです。
 「シモンちゃん」は3代目ですが、それが10年近く前のことです。
 萌えキャラの草分け的存在、「古豪」や「名門」といったところです。

 オオムラサキの生息地があることから、オオムラサキをモチーフとしています。
 そのため、代替わりを「変態」として紹介するケースも多いようです。

 初代「シモン」は16年前、二代目「ニューシモン」は11年前。
 その後、下妻市が合併したことで3代目へと変態したようです。

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シモン(初代)

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ニューシモン(2代目)

 ちなみに、性別は不明だとか。
 羽の模様がオスの方に似ているために、疑惑が起きているそうです。
 公式は性別を発表していないので、不明のままということです。

 

四国萌隊(四国+岡山)

 最後に、萌えキャラグループ「四国萌隊」を紹介します。
 四国四県を擬人化した萌えキャラグループに、岡山もなぜか加わっています。

  香川:讃岐かおる
  愛媛:伊予あい
  高知:土佐りょう
  徳島:阿波あわな
  岡山:吉備もも

四国四県バージョン

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四国+岡山バージョン

 こちらは登場した2011年には各メディアで取り上げられ注目されました。
 しかし、当初から「センターが愛媛?」「四国なのになんで岡山がいるの?」
「高知の服装だけ変だろ」とネット上で論争が繰り広げられました。

 特に「四国萌隊」に岡山がいるのは無理があり、「吉備もも」は脱退します。
 ところが、すぐに復帰。
 「四国萌隊」には含まないが「瀬戸大橋」つながりという扱いのようです。

 与島のうどん屋が四国萌隊に会えるうどん屋として2012年に開店しました。
 ところがその後は活動の場は広がらず、「与島PAのアイドル」としてかなり
限定された場所で細々と活動を続けているようです。

 如何だったでしょうか。
 数多のご当地萌えキャラ達にも、それぞれの設定と歴史があるものです。

 旅に出る前に、ご当地キャラを調べておく。
 それだけで、楽しみがひとつ増えるかも知れません。

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